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今回、岡山県で英会話教室を開いているSさん(40代)。
大学卒業後、東京にて外資系金融関係に働き始め、40代で米国に留学。
その後、地元岡山に帰り大手英会話教室で数年講師を勤めた後、「英語教育を変えたい」ということで自ら英会話教室を開いて10年。
自分の経験を含めて、生徒にはアウトプット(英語を喋る機会)を多く与えているようです。
英語を喋ることにより、自分の言いたいことが通じないこと、相手の言っていることが理解できないことの悔しさの積み重ねで、学ぶ意欲が上がる。
2つ理由があります。
1つは、会社勤めで、一回区切りを入れたかったこと
2つ目は、外資系で働く中で、英語は使う環境だったんですけど、もっと本格的に勉強をしたい。
日本の大学の英文科を卒業して、そのまま(外資系金融)会社に勤めましたので。
はい。外資系といっても、顧客は日本人なので、日本語を多く使う部署もありましたが、私が入った部署は上司イギリス人で、同僚も外国人が多かったので、会社内ではほとんど英語でしたね。
英語を使う環境にいる中で、もっとうまく表現したいと言った気持ちが強くなりましたね。
日常会話程度ですね。仕事になると全く通用しませんでした。
結構自信あったんですけどね。失敗の連続でしたね。初めは。
楽しかったですね。
2年間留学をしました。
過去(外資でのの)勤務経験もそうでしたが、とにかく英語を使う、喋る、考えるを徹底的にしましたね。おかげで文法を含めてより英語が上達したと思います。
父親の介護もあり(大手)英会話教室に勤務をしたのでですが、そこはとにかくインプットが多くて。
つまり文法だったり、単語を覚えたり。
生徒の目的が英検や TOFELが目的だからすようがないのかもしれないですが、ネイティブ講師もいるのに、喋るより覚える。
で、いざネイティブ講師と1対1で喋ると、全くと言っていいほど喋れない、喋ろうとしない生徒が多い。
本当にこの教育方針でいいのか毎日考えていました。このままじゃいけないと思い英会話教室を開きました。
やはり生徒の需要は資格取得が多いですが、そこも力を入れながらスピーキングもできるように授業編成をしています。
ネイティブを交えてのクラスもあります。生徒さんも忙しいので、オンラインレッスンを取り入れながら、文法、スピーキング、そして資格取得に向けた授業編成となっています。
ただ驚いたことに、スピーキングを強化していくと自然に文法も強化されていって、英検のスコアも良い方向にはいきますね。
やはり(ネイティブとの)会話を通して、会話が成り立たない、言いたいことが言えない悔しさを経験し、そこから次回はこう喋るためにはこの文法を使おうと自分なりに考えながら勉強していきますね。
生徒からの「これを言うためには、なんて言えばいいの?」といった質問も多くなるので、そこから文法を教えていっていますね。合わせて単語の発音も気をつけて自分なりに勉強していますね。
とにかく喋る環境を作ってあげる。そしていい意味での失敗を繰り返す。悔しさが上達の近道だと思います。
これこそ私が今まで実戦でやってきたことです。